筆記用具が増えてしまったときは、必要最小限は何か考えて整理してみよう
■必要最小限の用途別に最適なモノを選ぶ
前回紹介したようにうちの女房は、必要最小限の文具で すませる「文具ミニマリスト」で、使っている筆記用具は用途別に各1本の合計3本だけ。それを参考に、あふれかえるほど何十本も持っている自分の筆記用具を整理してみたい。
整理すると言っても何か基準がないと減らせない。そこは文具ミニマリストの筆記用具の選び方を参考にする。先ずは必要最小限の用途を考えて、その用途別に最適なモノ各1本を選ぶという方法。
■仕事用に厳選した筆記用具とは
デスクで何に書くか という観点で必要最小限の用途を考え、その用途に最適な筆記用具を選んだ。(出張用、会議用などは これらとは別に胸ポケットやバッグに入れている)
①仕事手帳用
・多機能ペン(ゲル): パイロット「フリクションボール4」ウッド
3D筆記術でスケジュールやノートを書くには、4色の色分けできるペンが必要。それにスケジュールは変更が多いので、消せるボールペンが必要だ。
・万年筆: パーカー「ソネット」ラックブラック
ノートの本文を大量に書くには、ペン先の柔らかい万年筆が良い。
②書類・封書用
・多機能ペン(油性): 三菱鉛筆「ジェットストリーム」4&1
きれいに書類等を書くには、インクの色がハッキリと黒くて、安いコピー用紙でもインクがにじみにくい低粘度油性ボールペンが良い。それに多機能ペンならば、3D筆記術の色分けもできる。
③資料チェック用
・蛍光ラインマーカー(水性): トンボ 「蛍コート」
要点をマーキングするには、ペン先が硬めのマーカーが効率的。書く個所がブレないし、太い線と細い線の書き分けも1つのペン先で簡単にできる。インクの色は、本文の字が見やすいイエロー。
・単色ボールペン(ゲル): パイロット「フリクションボール」ノック
校正や補足のため追記するには、目立つ色で書けて、修正できるペンが必要。あまり色分けしないので、インク容量の多い単色のフリクションボールが良い。インクの色は、本文や修正できないペンと被らないようバイオレットやオレンジなどの黒青赤緑以外の色にしている。
④コピー用紙でのアイデア出し用
・シャープペンシル: サンスター 「ノックフリー」(0.7mm)
コピー用紙に書いてアイデア出しするには、修正しやすいシャープペンシルが良い。特にアイデア出しでは、気がねなく大量に殴り書きできるよう、芯折れの心配がなく、芯出し自動のものが良い。自分の場合は、芯を柔らかい2Bへ変更しているので、書き味滑らか。
⑤メモ書き用
・単色ボールペン(油性→ゲル): 無印良品「ポリプロピレン六角軸ボールペン」
とっさのメモ書きには、すぐに手に取れるようキーボードの上に置きやすいペンが良い。自分の場合は、芯(リフィル)を油性ボールペンからゲルボールペンへ変更しているので、書き味滑らか。
■まとめ
文具ミニマリストの筆記用具の選び方を参考に、仕事用の筆記用具を必要最小限に絞ってみた。この整理でゴチャゴチャしていたペンスタンドが大分スッキリした。ペンスタンドに入っている本数が少ないと、目的のものを素早く取り出しやすくい。
特に多機能ペンへの集約が効いている。しかし、多機能ペンだけでなく、急いで書くとか、大量に書く場合は単色ペンというように用途に応じて使い分けをしているので、使い勝手も 悪くない。
しかし、プライベート用は簡単には整理できそうにない。プライベートでは、用途で必要だからというより、外観や書き味のような感覚で買ってしまうからだ。これらは何が最適か なんて簡単には決められない。全部の筆記用具を整理するのは、遠い道のりになりそうだ。
その他 おすすめ記事は こちら
<PR>