仕事の記録は、A5サイズのとじノートが使いやすい。ノートカバーをカスタマイズしてシステム手帳のように機能アップしてみた。
■はじめに
「手帳」とは何か? 自分が思うには、持ち歩き用のノートブック(帳面)のこと。市販品に限らない。それでも、スケジュールなど いろいろな機能の入っている方が、「手帳」と呼ぶのに ふさわしい気がする。
以前紹介したように仕事の記録は、A5サイズのとじノートに書いている。このサイズは、PCのキーボードの手前に置けて、会議などで資料と一緒に広げても あまりジャマにならない大きさ。このA5とじノートをカスタマイズして、システム手帳のように機能をまとめてみた。(いうならば、とじノートの「手帳化」)
■どうするか
①とじノート
自分が使っているのは、主にコクヨの「キャンパスノート」A5サイズ30枚。これ1冊を1ヶ月程度で使い切る。そして、2冊を同時に持ち歩く。前回分と今回分のノートを同時に持ち歩いていると、先月の記録が出先でも見られて、とても都合が良い。また、ノートを使い切りそうになったら、新しい予備のノートを持ち歩けるので安心。これで、とじノートの弱点である「代替わり」も対策できる。
②ノートカバー
ノート2冊入れらるのが必要条件だとして、2冊が ちょうど入るようなスマートなサイズの革カバーを選んだ。カスタマイズが前提なので、ポケットについては特に気にしなかった。
③ゴムバンド
最初のカスタマイズは、ノートカバーの中央にゴムバンドを付けたこと。材料は裁縫用のゴムひも。いろいろな冊子や資料などを挿し込んでシステム手帳のように使える。自分は以下の3種類を入れることが多い。
・メモ用紙(A4コピー用紙2つ折り、打ち合せ時にメモして、コピーやスキャンで相手と共有)
・会議用の資料(A4コピー用紙に小冊子形式でプリントして、2つ折りにする)
もちろん、リング式バインダーのようなリングはないので、厚さは最小限で済む。もし、ゴムひもが足らなくなったら、ノートを差し込むポケットも使える。
④しおりひも
スケジュール帳の当日ページを すぐ開けるようにするため、しおりひも(スピン)を取り付けた。材料はゴムバンドと同じゴムひも。さらに、ゴムひもだけだと切れ端が安っぽいので、ノートカバーに似た革で持ち手(グリップ)を付けた。このグリップは、細長い形状にして、ノートカバーから はみ出てジャマだと思ったときは、ノートカバーの中に挿し込めるようにした。
⑤ペンホルダー
もともとノートカバーにペンホルダーが付いていたが、サイズに自由度がなかったし、ペンを2本持ち歩きたかったので、ペンに合わせて2本用のペンホルダーを自作した。材料は、自作で お気に入りの黒いクリアホルダー。2本の位置は、ノートと干渉しない外側で、2本別々にアクセスしやすいよう右端と上端に分けた。
自分は以下の2本を持ち歩いている。
・万年筆 (結構な分量になる本文を筆圧かけず楽に書くため)
・4色ボールペン (本文のマーキングやスケジュールを色分けして書くため)
■まとめ
仕事の記録用のA5とじノートを「手帳化」してみたら、シックな外観だけでなく、リングなしで最小限の厚さながらシステム手帳のように多機能になり、それ以外にも必要な情報やペン2本を一緒に持てて、会議などへ持って行く手帳としては最適だった。
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