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PDCAを超えた「FARループ」でスパイラルアップ

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単純で強力。PDCAなど より幅広い。あらゆる仕事で役立つビジネス フレームワーク

■仕事で悩んだときはフレームワーク

  仕事の進め方で悩むことは ないだろうか。そんなときは、進め方を示してくれるフレームワークが頼りになる。例えば、企画向けの「空・雨・傘」、品質管理向けの「PDCA」などが有名だ。

  しかし、それらの多くのフレームワークは、特定の分野に重点化したものなので、幅広くカバーするのは難しい。あらゆる仕事で使える万能のフレームワークは ないものか?

  本当にやるべきことを見つけ、必ず実行して、成長を続けるための万能フレームワークである「FARループ」を紹介する。

■FARループとは

  FARは、Fact, Analysis & action, Reviewの頭文字で、3ステップのシンプルなプロセスからなっている。3ステップ目まで行ったら以前のステップへループしてフィードバックすることで、常に成長(スパイラルアップ)していく。

Fact (事実)

  事実調査、現状認識

  事実を踏まえて、本当に必要なことを探る。(思い込みで仕事を進めない)

  「空・雨・傘」では、「空」のステップに相当。

Analysis & action (分析とアクション)

  課題分析、実行計画(アクションプラン)

  現実認識から実行すべき重要な課題を抽出する。(重要でない課題は あえて除外。課題のレベルは仕事の種類に応じて様々。仮説でも良い)
  そして、抽出した課題のアクションを決めて実行する。(アクションは、すぐ行動できるよう具体化。少なくとも最初のステップは)

  「空・雨・傘」では、「雨・傘」のステップに相当。

  「PDCA」では、「PD」のステップに相当。

Review (見直し)

  結果確認、教訓(新規課題)

  確実にアクションを実行し、その結果を評価して、次へつなげる教訓を得る。そして、常に向上(スパイラルアップ)していく。

  もし、アクションが実行できていない場合は、②へループして対策を実行する。(例えば、実行マネージメントなど)

  もし、新発見や問題点が見つかったら、①へループして事実から洗い直す。(例えば、事業評価、仮説検証、プロトタイピングなど)

   「PDCA」では、「CA」のステップに相当。

■ノートに書くだけでも変わる

  仕事の進め方で頼りになる万能フレームワークFARループ」を紹介した。

  実は、これまで仕事ノートの書き方を紹介してきたが、その本質はFARループの3ステップを書くことだった。ノートに書くだけでも仕事の進め方が変わってくる。

  スパイラルアップするには、特にReview(見直し)が重要だ。日々が忙しく過去を顧みないことも多いが、時間の流れは、バツクミラーしか見えない車の運転と同じ。過去を見て現在を修正するしか未来へつなげる方法はない。

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