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3D筆記術② 仕事ノートを3次元化 (3色ボールペン)

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仕事ノートを3次元化する意味とは?

■仕事ノートを3D筆記術で

  前回、書き込む文字の色の使い分けで奥行きを表現する「3D筆記術」を紹介した。後退色(青などの寒色や黒)が奥、進出色(赤などの暖色)が手前。これを仕事ノートに応用してみた。

■何に使うのか?

  仕事ノートのメインは、業務記録。しかし、記録しているだけでは仕事に活かせない。次のアクションへ つなげなければ。

  そのためには、ビジネス フレームワークが役に立つ。フレームワークのステップを3D筆記術で見える化し、確実にステップを進めていけるようにしたい。書くとしたら、あらゆる仕事に使えて、常に成長(スパイラルアップ)できるフレームワークである「FARループ」が良い。

■FARループを書く

  FARループは、3段階のステップなので、3色ボールペンで色分けできる。案件ごとに以下の順番でノートに書く。

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①黒 Fact (事実)

  先ず、出発点となる事実を書く。インプットなくしてアウトプットなし。例えば、聞き取り調査や会議やイベントの記録なども重要な出発点。色は、ベースとなる沈んで見える黒。

②青 Analysis & action (分析とアクション)

  事実の中から重要なキーワード等をマーキングし、実行すべき課題(目標、改善点など)として まとめて、その課題のアクション(具体的なTODO、タスクなど)を書く。色は、ベースの黒より浮き出て見える青。

③赤 Review (見直し)

  アクションに応じて、実行した結果を書く。もし うまく実行できない場合は、対策を書いて実行する。そして、それらの結果を評価して、次へつなげる教訓(気付き、注意事項、要処置など)を書く。この教訓は、次のループへのインプットになる。色は、最も浮き出て見える赤。

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■3D筆記術の効果は

  3D筆記術は、ステップが進むと、後退色から進出色へ文字の色を変えていく。そうすると、ステップが進むにつれて、重要事項であるアクション教訓が、だんだんと浮き出て見える。

  逆にステップが進んでいないと、沈んだ色ばかりで、やっていないことが一目瞭然だ。

  そうやってステップが見える化されるので、ステップを確実に進めるようになる。

  ページを区分けしてフレームワークを表現している人は多いが、書く場所と分量の制約になるので、自由が好きな自分にとっては、色分けの方が良かった。ページの あちこちに書き込んでも識別できる。

■1歩1歩 確実に前進

  仕事ノートを3筆記で書くようにしたら、フレームワークのステップを進めていないと目立つので、次につながるアクションや教訓をちゃんと書くようになった。

  特に、失敗こそ書くべき。自分の失敗こそ重要な資産、自分が成長するための学べる宝庫。しっかりノートに書いて、次こそ落とし穴にはまらず前へ進む。

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