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文具クエスト (ブンクエ)

スマート &シックな文房具を求めて試行錯誤

ふせんジョッター② (革製ふせんメモ帳)

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ふせん(ポストイット)をメモ帳として携帯するのに、コンパクトな名刺サイズで、シックで、タフで などと考えたら、こうなった。

 ■はじめに

  以前紹介したように、名刺入れサイズの革製ジョッター(メモ用紙のホルダー)を ふせん用のメモ帳へ自分流でカスタマイズした。前回紹介した「ふせんジョッター」よりタフに使えるし、とてもコンパクトなので、ジーンズのポケットなどに入れて気軽に持ち歩けて、どこでもメモできる。とても気に入っているので、もう少し詳しく紹介する。

■名刺入れサイズの革製ジョッター

  一目ぼれして買って使っていたのだが、コンパクトなシステム手帳ミニ6サイズを使うことが増えたので、このジョッターの出番が減っていた。それを ふせん用にカスタマイズして、また使うようになった。(この製品は、買った後見かけなくなったので、もう廃番かもしれない)

①サイズ、材質

  外寸 108L × 78W × 16D。A7に近いサイズ。たいていのポケットに入るコンパクトさ。

②材質

  しっとりした手触りの滑らかな牛革。気軽に扱っても強度は問題ない。表面についた傷は、遠目にはあまり目立たないが、近くで見ると はっきり分かるので、使い込んだ味だと思って、割り切りが必要。

③機能

  外側ポケット1(名刺サイズ)、内側メモ用紙ホルダー(名刺サイズ)、バタフライ・ペンポルダー、専用ボールペン付属

  付属のペンはペン先がむき出し。ペンをバタフライペンホルダーから抜くと自然にカバーが開いて、すぐにメモできる。

④メーカー

  Michael Butler (英国)

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■どうカスタマイズするか

  使う材料は、使い古しのカードケースとクリアホルダー。文具を材料に文具を作る、「文具の自給自足」リサイクル。

①用途

  常時携帯してメモすることを想定。ふせんの大きさは、システム手帳ミニ6穴サイズの約半分、名刺サイズに近い75×50サイズ。ふせんの枚数は、必要最小限の10~20枚程度。(ちなみにゼブラのメモ付IDケース「ペモアイディー」に入っているメモ用の ふせんは、大きさ75×50サイズ、枚数10枚)

  書いた ふせんメモは、他のノートやボードに移して見るので、一時保管だけできれば良い。

②シート1

  ジョッターのメモ用紙の位置に ふせんの束を貼りつけるため、カードケースをジョッターのメモ用紙サイズにカットしてジョッターのホルダーにセット。ふせんが はがれ落ちにくいよう少し硬めのシートにした。さらに、ふせんを貼りつけるときは、ジョッターの角のホルダーに入り込むように貼ると、ふせんが はがれ落ちにくくなって良い。

③シート2

  書いた ふせんメモを一時的に貼りつけるため、クリアフォルダーをカットし、折り曲げてホチキス止め。めくりやすさを考えて少し柔らかめのシートにした。シートの大きさは、少しペンホルダーに引っかかる大きさにして、メモするとき じゃまに なりにくいようにした。

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■試してみると

①外観

  もともと気に入っていた革製のジョッターのまま、カスタマイズの影響なし。必要最小限の機能を体現したシンプル形状とコンパクトなサイズ、ブラック基調にシルバーのアクセントが ささやかに効いたシックな配色、触り心地の良い質感で、ほとんど文句なし。外ポケットのフラップが少し厚い気がするが、機能的な必要性から理解できる。

②機能

  もともとのジョッターの通り、バタフライ・ペンホルダーで自然にカバーが開いて、すぐメモできる。書いた ふせんメモは、一時保管用の別シートに貼り付けて広げられるので、数枚ならばメモを見るのも簡単。また、ボールペン以外は柔らかい素材なので、ジーンズのポケットなどに入れて曲げられても、よくなじむ。

③使い勝手

  前回紹介した「ふせんジョッター」は、ふせんがむき出しなので、すぐ書ける代わりに、ふせんがはがれ落ちる心配もあった。今回は、全体がカバーされているし、ジョッターの角のホルダーに入り込むように ふせんを貼ると はがれ落ちない。また、外ポケットに予備のふせんを入れられるので、ふせん切れの心配も ほとんどない。

④難しさ

  カードケースやクリアフォルダーを切って入れるだけなので、とても簡単。

⑤総合

  外観も機能も言うことなしの満点。

■他と比べると

  名刺入れサイズでバタフライ・ペンホルダーのメモ帳を調べてみると、いくつか製品が見つかった。これらの製品でも同じようなカスタマイズをすれば、薄さや質感など既製品にない良さを持った ふせんメモ帳ができるかもしれない。

■まとめ

  お気に入りの革製ジョッターを簡単にカスタマイズすると、薄さや質感など既製品にない良さに優れた「革製ふせんメモ帳」ができて大満足。他の製品でも同じようなカスタマイズが出来るかもしれない。

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