鉛筆と万年筆の歴史が メーカー毎に 豊富な写真で まとめられている
■絶版ながらレビューの評価が高かった
文房具についての本を探していて たまたま発見。絶版ながらレビューの評価が高かったので買ってみた。
中公文庫ビジュアル版『文房具の研究』(サブタイトル『万年筆と鉛筆』)は さながら鉛筆と万年筆の歴史図鑑。
ビジュアル版と言うだけあって ほとんどのページに写真やイラストが載っていて 分かりやすい。
■鉛筆と万年筆の歴史については かなり詳しい
特に面白いと思ったのは、メーカー毎に歴史が まとめられている点。どの会社が どう工夫して 鉛筆や万年筆の進歩に どう貢献したのか対比しながら知ることができる。
載っているメーカーは
・スタビロ
・三菱鉛筆
・ペリカン
・クロス
・パーカー
・パイロット
■発行されたのは かなり昔に感じる
発行は1996年。今から30年近く昔。歴史については影響ないが、その当時の人々の記事や写真を見ると かなり昔の ことに思える。
例えば フルハルター 森山 氏の若かりし姿が見られたりするのも面白い。
■まとめ
鉛筆や万年筆の歴史については 他の本や雑誌でも目にしてきたが、分かりやすく整理されて豊富な写真を見られるのは なかなか珍しい。
最後の章は「最後の万年筆職人」。今となっては知ることも ない手作り万年筆の職人の苦労が知れる貴重な本だ。
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