文具王の解説ならば分かりやすくて信頼できそう
■文房具の用語に悩んだときは辞典が欲しくなる
文房具のブログを書いていると、用語に悩むことがある。例えば、クリアファイル、クリアホルダー、クリアフォルダーとか似たような用語が まぎらわしくて、どれが正解か悩んだりする。ウェブ検索すると、いろいろな用語が使われていて ますます悩んだり。そんな時は辞典が欲しくなる。文房具の用語集というサイトもあるが あまり充実していない。モーターファンの自動車情報辞典やJALの航空実用辞典などは かなり充実しているのだが。
TVチャンピオン3度優勝の文具王、高畑正幸氏の著書『文房具語辞典』は文房具の辞典。用語の意味が分かるだけでなく、そのモノ(物と者)やコトの特性を分かりやすく解説している。そして関連するモノなどのページへのリンクも書かれているで、次々とモノなどへの興味が湧いてくる。文房具の辞典というだけでなく入門書にも なっている。
■文房具の情報を一覧するハンドブックにもなる
特に面白いと思ったのは、文房具の基礎知識や規格の情報を まとめたページが載っていること。パッと調べられるハンドブックにも なりそう。その項目の一部だけ紹介すると、
・文房具メーカー・ブランド マップ
・社名の変遷
・ペン先の種類
・クリップのサイズ
・封筒のサイズ
・用紙のサイズ
情報のページを見ていると、もっと情報を追加して欲しいと思えてくる。自分が欲しい情報で言うと、ボールペンの芯(リフィル)や手帳のサイズなど。できれば規格だけでなく、製品名も載っていると うれしい。このような製品がらみの情報は載せにくいだろうが、辞典のためなら各社協力しないだろうか。
■まとめ
文房具の辞典は画期的。文具王の解説は分かりやすいし、入門書やハンドブックとしても使える。時代に合わせて定期的に更新したり、情報を追加するなどで、今後も改訂されることを期待したい。
その他 おすすめ記事は こちら
<PR>