基本技だけでなく、「手帳マイルール」で手帳の使い方を再考するキッカケにも
■時間を有効活用するための手帳術
新型コロナ対策でのテレワークがキッカケで文具の使い方の再考している。手帳の使い方についても見直してみたい。そのため、最近の手帳術についての本を読んでみた。
手帳評論家の舘神龍彦氏の著書『最新トレンドから導く手帳テクニック100』は、時間を有効活用するという目的のために最近の手帳術のテクニック100種類を紹介している。サブタイトルは、「新しい手帳の選び方・使い方がわかる! 手帳マイルールが作れる!」。
内容は、手帳術の基本技を多岐にわたって紹介している。それをヒントにして、自分なりの手帳術「手帳マイルール」を作るべし という提案。手帳自体や使い方の基礎は あまり説明されていない。そのため手帳についての全くの素人ではなく、手帳のことは ある程度知って使っているが、もっと上手く使ってみたい という人に向いている。
■特に気になった内容は
①手帳マイルール
手帳マイルールというのは、例えば手帳を使う目的ごとに、どこへ、どのように書くかを表形式で書き出したもの。表形式は例示、実際の形式は自分で考えればよい。
手帳を使う目的というは、例えばスケジュール管理、ToDoリスト、仕事のメモ、アイデア、ライフログなど。もちろん、使う人によって様々だろう。
自分の場合は、この本に書かれているような帳の使い方を全部書き出して整理する ということは やったことがなかった。部分ごとの使い方は これまでブログに書いてきた通りだが、全体を整理してみると新たな発見が あるかもしれない。時間が かかりそうだが、整理してみたい。
もしかしたら、表形式で洗い出した後に手帳を使う前後の作業を含めたフローチャートを描くと分かりやすいかもしれない。例えば、どの作業結果を見て手帳に書くとか、手帳に書いた内容をどの作業へ反映するとかの流れをフローチャートで示す。手帳以外にもメモなど色々書いているし、デジタルツールも関係する。作業全体を整理すると大きなチャートに なって大変だろうが、全体を見渡してこそ、例えばショートカットを見つけたりして効率化できる気がする。
「最新トレンド」として特徴的だと思ったのは、近年流行っているガントチャートのページが多いこと。具体的な手帳製品や応用の仕方などについて紹介されている。
ガントチャートは、タスクにおける日程の割り振りや進捗状況を記入する のが本来の使い方。この本で紹介されているのは、主に応用の仕方だ。例えば、ハビット トラッカー、グラフ、行動時間など様々。
自分の場合は、ガントチャートが流行る前から、タスクの割り振りを考えたスケジュール帳「プロマネ スケジュール帳」を自作していた。
一般的なガントチャートは、横軸が日付、縦軸がタスクの分類。タスクの割り振りを横線で描く。確かに この本に書かれている通り、一般的なガントチャートの方が、応用の仕方は多そうだ。その場合、一般的にガントチャートと別に予定表も ある。
プロマネ スケジュール帳は、縦/横が逆で、縦軸が日付、横軸がタスクの分類。タスクの割り振りだけでなく、予定も一緒に狭いスペースへ詰めて書けるように縦/横を変えた。自分の場合、自分がやるタスクのスケジュール管理が目的と限られているので、応用の多さより、限られたスペースの1ヶ所に書ける方が便利だ。
ちなみに、仕事先のタスクのスケジュール管理は、ガントチャート形式の電子ファイルで共有されていることが多い。
■まとめ
この本の提案通り「手帳マイルール」を作ってみようと考えている。それで手帳などが、効率的になると良いのだが。
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