2021-10-17 Gペン万年筆③ ジンハオ「x750」とゼブラGペンのメジャーな組合せ 筆記具②(万年筆など) 後戻りできないリスクのある改造だがメジャーな組合せだけあって簡単にGペン化できた ■今度は万年筆画を書くためのGペン万年筆 以前紹介したように毛筆のようなペン習字を練習するためGペンの先を上ぞり(ベンディング)させて細字から極太の線まで書ける「Gペン万年筆」を作った。 ペン習字の他には万年筆画も練習している。万年筆画では極細から太字の線を書きたいので新しいGペン万年筆を作ることにした。 ■Gペン万年筆ではJINHAOの万年筆とゼブラがメジャー Gペン万年筆について調べてみると、ジンハオ(JINHAO)の万年筆とゼブラのGペンを使うことが多いようだ。amazonでJINHAOの万年筆を買おうとしたら、「こちらもおすすめ」でゼブラのGペンが表示されるくらい この組合せはメジャーのようだ。 最初のGペン万年筆は役に立ちそうか分からなかったので、なるべく安上がりにダイソーの100円万年筆を使ったが、今度は しっかり使う気満々でメジャーな組合せを試した。 ■ペン芯を削る改造なので後戻りできない 使った万年筆はジンハオ「x750」。そのまま使ってみると中字ながら潤沢なインクの出(インクフロー)で太めの線が滑らかに書ける。太めの軸に合った大らかな書き味で悪くない。ちなみにキャップを軸に挿さずに書いている。 そのペン先とペン芯をゴム板で はさんで真っ直ぐ引くと首軸から簡単に抜くことが できた。そしてペン芯にゼブラのGペンを乗せてみるとピッタリ合わず、Gペンがペン芯から浮いてしまう。比べてみるとGペンの方がジンハオのペン先より曲率が小さい。合わないわけだ。 仕方ないのでペン芯を削ることにした。もう後戻り できない改造だ。 平ヤスリを使ってペン芯の横(サイド)を削ってGペンがピッタリ乗るようにした。 ペン芯は柔らかいので削る作業は楽だが、ペン芯の上にはインク溝があるので そこは削らないように注意。 削ったペン芯にGペンを乗せてズレないように首軸に挿し、ペン先にインクを通すと、あっさり書くことが できた。ペン先はGペンの方が少し長いが、キャップ閉めるのも問題なし。 ■Gペン万年筆で書いてみると ・線の太さ Gペンらしい極細から太字の線が筆圧に応じて自在に書ける。 ・書き味 Gペンらしいカリカリの書き味。いつもは滑らかな万年筆を使っていると、たまのカリカリが刺激となり、飽きなくて良い。 ・書きやすさ ペン先が尖っているので、筆圧かけると横線などは引っかかってしまう。また筆圧を強くかけて書くと紙が傷んでインクがボヤっと にじんでしまう。筆圧と紙質に注意が要る。 ・インクの出 あまり筆圧をかけない場合は問題ないが、筆圧かけて描き続けようとするとインクが出なくなることがある。おそらくペン芯とペン先がピッタリ合っていなくて、インクが息切れするせいだろう。ペン先を おじぎさせたりして調整しようとしたが、調整は難しいので あまり いじらない方が良さそうだ。 また時々インクがボタ落ちすることがあるので要注意。コンバータにインクが たっぷり入っているときに なりやすい。ペン芯のフィンを削ってしまったので、インク保持力が低下しているためだろう。 ■まとめ メジャーな組合せでGペン万年筆を作るのは割と簡単だった。もちろん後戻りできないリスクはあるし、使い方に注意が要るので万人向けではない。それでも やってみたい というチャレンジングな人には ちょうど良い刺激かも知れない。 ■注記 ※たまたま自分の場合の話なので、結果を保証しません。試すときは自己責任で ※ペンは 調整、インク、紙等との関係により書き味が変わるので要注意 その他 おすすめ記事は こちら <PR> 【ノーブランド品】Jinhao X750 デラックス 黒 18KGP 万年筆 ミディアム ペン ノーブランド品 Amazon JINHAO ジンハオ X750 万年筆 金属ペン M型中字ペン先0.7mm (青) czxwyst Amazon ゼブラ 漫画用ペン先 Gペン No.G 10本 PG-6B-C-K ゼブラ(ZEBRA) Amazon