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文具クエスト (ブンクエ)

スマート &シックな文房具を求めて試行錯誤

Gペン万年筆① ダイソーの100円 万年筆を改造してフレックス化

ブンクエ

線の強弱をつけられるし、書き味の変化が面白くて なかなか あきない

■線の強弱をつけられる万年筆が欲しい

  クリスマス シーズンになり、以前クリスマスカードを書くためカリグラフィーの練習をしたことを思い出した。それでカリグラフィーやペン習字などの動画を見ていたら、線の強弱を つけられる万年筆が欲しくなってしまった。

  カリグラフィーだけなら「つけペン」で良いのだろうが、インクのボトルを倒して大惨事になることが心配だし、できることなら普段使いもしてみたいので、万年筆が良い。

  手持ちでもペン先の しなりやすい万年筆は何本か あるが、線の太さは それほど極端に変化しないし、ヘタに筆圧を かけて壊すのも心配だ。

Gペン万年筆を作ってみる

  そこで調べていたら、つけペンのペン先「Gペン」を万年筆に付けている人が いるようだ。いうならば「Gペン万年筆」。漫画で良く使われるGペンならば、線の強弱をつけられるだろうし、もし壊しても交換すればよい。

  ネットで見るとJINHAOの万年筆にGペンを挿すのが一般的なようだが、先ずは手近なもので試してみた。

Gペン タチカワの「T3-3(3本入り)

  近くの文房具屋ではバラ売りをしていなかったので、3本入りを購入。Gペンは万年筆についていたオリジナルのペン先より かなり長くて太い。

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Gペン、下 万年筆のオリジナルのペン先

②万年筆 ダイソーの100円万年筆(シルバー金属軸)

  手持ちの万年筆の中からペン芯の直径がGペンの内径に合いそう、失敗しても損害が少ない という観点で選んだ。

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③万年筆の首軸を加工

  Gペンの直径が首軸の内径よりも大きかったので苦労した。首軸の内側を丸ヤスリで削って、Gペンを入れられるように広げた。一応ペン先の入る位置だけ削るようにして、ペン芯と首軸の間に すき間が なるべく できないよう注意した。(※失敗しても後戻り できないので危険)

Gペンとペン芯をセット

  Gペンとペン芯を首軸に挿すとき、両者の間に すき間が あかないよう注意が必要。最初に挿したときは すき間が あいて、インクが出てこなかった。Gペンのスリットにペン芯が密着するように注意しながら挿し直したらインクが出るようになった。ペン芯は元の位置より浅く挿している。(※セットが上手くいかないリスクあり)

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Gペン万年筆で書いてみる

・線の強弱

  筆圧に応じてGペンらしい線の強弱が付けられる。万年筆に挿した影響は特に感じない。国産万年筆で言うと極細から太字に相当する線の太さ。

  ただし調子に乗って筆圧を強く かけたりしていると、ペン先とペン芯に すき間が できてインクが出なくなってしまう。(※力の かけ過ぎに注意)

・書き味

  尖ったペンの先端が紙に こすれるのをカリカリとダイレクトに感じる。滑らかな万年筆を使い慣れた手には新鮮な感触。カリカリ音も書いている実感を盛り上げる。結構クセになって、必要なくても書きたくなる。

  しなりやすさはフニャフニャでもなく、硬くもなく、筆圧に応じて適度に弾力が返ってくる印象。慣れれば使いやすそう。もし手に合わなければ、他ブランドのGペンに変えることも ありえる。

・書きやすさ

  ペン先の向きによって書きやすさが全く違う。ペン先正面での引き書きなら自在に線の太さを変えられるが、ペン先を傾けると細字になってしまう。押し書きは引っかかるので きびしい。しばらく書いて先端が磨耗したら、筆圧弱くして なんとか書ける。漫画家が紙を回しながら描いたりする理由が良く分かった。

  右利きの自分の持ち方だとペン先が やや左を向くため、書く方向によって線の太さが かなり違う。このクセを個性と思うなら面白い。例えば、横線や左ハライは細く、縦線は少し細い。右ハライは強弱を つけやすくて毛筆っぽい線も書ける。そして左ハネは押し書きになるので極細。

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・インクの出

  インクの出(インクフロー)は それほど良くないので、早書きには向かない。今のところペン習字みたいに ゆっくり書けば過不足は感じないが。しかしスリットを いじってインクフローを調整するのは難しい。(※インクとの相性に注意)

■まとめ

  Gペン万年筆を作ってみたら、線の強弱やダイレクト感のある書き味が面白かった。たまに使うと、万年筆にマンネリ気味の手クセをリセットできて、万年筆に対する新鮮な気持ちを取り戻せるかもしれない。

  ただしリスクが大きいので、安易にマネしないように。

■追記

  普通の万年筆と違ってペン先が削れやすいので、書き続けていると書き味が変わっていって、ペン先を育てる楽しみがある。それに書く方向によって手応えと描線が変わるので、書いていて あきない。

  これまで いつでも どの方向でも滑らかに書けるのが良いペンだと思っていたが、Gペン万年筆は真逆の面白さ。目からウロコのペン。

  そして 毛筆の描線に もっと近づけるよう再改造した。

■追記2

  ダイソー万年筆の加工は大変なので、Gペン化には加工が楽なジンハオの万年筆を おすすめする。

■注記

※たまたま自分の場合の話なので、結果を保証しません。試すときは自己責任で

※ペンは 調整、インク、紙等との関係により書き味が変わるので要注意

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