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バレットジャーナル公式本で分かった「人生を変える」ための大事な書き方

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単なるTODOやスケジュールじゃなかった。公式ガイドブックを読んだら、どうやって「人生を変える」のか が初めて分かった

■バレットジャーナルの公式ガイドブック

  これまで何冊も「バレットジャーナル」(Bullet Journal)についての本が発行されていたが、公式ガイドブック『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』は、バレットジャーナルの発案者ライダー・キャロル氏の著作。キャロル氏は、小学生の頃に注意欠陥障害(ADD)の診断をくだされ、頭のなかを整理しようと試行錯誤を重ねて、バレットジャーナルというノート術を編み出したそうだ。

  この本の中から本当に大事だと思ったことを紹介する。

■「人生を変える」のはなぜか

  手法より大事なのは目的。バレットジャーナルの真の目的は、自分の人生に有意義なことを選択し、実行すること。これまで自分が思っていたように、単に さくさくと用事を片付けたり、面白いことをメモしたりすること ではなかった。

  だから、手法のあちこちに自分で選択する機会が設けられている。

■必要なのはノートとペンと「紙」

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  バレットジャーナルは、ノート1冊とペン1本だけで始められる と言われることが多い。しかし、公式本によると、始めるには さらにが必要。この紙は何に使うか と言うと、「思考の目録」を書くために使う。

 先ず、 頭の中にある「いま取り組んでいること」、「取り組むべきこと」、「取り組みたいこと」を全て書き出す。(どうも ここでは夢や目標ではなくアクションを書くらしい)

  次に、それらを客観的に見て、「必要なこと」(責務)と「自分がしたいこと」(目標)だけを残して、他は削除する。これが自分で選択する最初の機会だ。

  そして、残った重要なことをノートに書く。バレットジャーナルのノートには、人生に重要なことだけを書くべきなので、思考の目録は最初ノートと別の紙に書く。

■面倒なタスクの移動にも理由がある

  未完了のタスクを別のページに書き写して移動させるのが、バレットジャーナルの特徴。これが面倒で、今まで自分には難しいと思っていた。

  しかし、これが「人生を変える」ための重要な機会だった。面倒だから、無駄だと思うタスクを省くことになる。そして、自分にとって重要なタスクだけが残る。それだけを実行するのだ。

■まとめ

  バレットジャーナルで大事なことは、自分の人生を有意義にするタスクだけを選択して実行すること だった。その機会(プロセス)が、「思考の目録」を書くことであり、手間をかけてタスクを移動させることだった。そんな大事なことなら、自分も やってみたい。

  もちろん この本には、豊富な事例に基づき、様々な手法についても詳しく書かれているので、手法に興味のある人にも参考になる。

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バレットジャーナル 人生を変えるノート術

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