モノの種類が多いと、なかな選べない。文具雑誌を見ても、多種多様な製品が載っていていて目移りする。文具のプロが選んだ製品なら厳選されているに違いない。
■なぜこの本を読んでみたか
何か買いたいと思って読むわけではない。何か良いものが見つかれば、買っても良いかな という状態。いわゆる「ちょっと見るだけ」。もちろん、紹介されているモノが何かだけではなく、なぜマストアイテムとなっているかの理由(観点)が重要。その理由が理解できれば、今後の文具選びも上手くなるのでは。
■どんな本か
著者が毎日使っているマストアイテムの文具70種類以上を詳しく紹介。イラストも著者自ら描いていて上手い。
著者は、TVチャンピオン3度優勝の文具王、高畑正幸氏。
■参考にしたポイントは
この本で紹介されている文具のうち、自分が使っていたのは6種類。まるで自分の選択が文具王に認められたようで うれしい。それで、文具の特長や使い方を再認識できたのは良かった。
そのうえ、この本を読んで感化されてしまって買ったのは、これらの文具3種類。いずれもシックな外観で自分の好みだが、機能的な特長も素晴らしい。
①rotring フォーインワン (多機能ペン)
ガンメタルの渋い色、円柱形のシンプルな形状、持ちやすい太さ、重厚感のある重量が気に入っている。ペン先出したままポケットに挿さないよう、クリップを開いてペン先を引っ込める機能も良い。
②PILOT キャップレス ブラック (万年筆)
オールブラックのシックな色、ペンの先端と一体化したクリップと多角形軸の凝った形状が、廃番となってしまった現在では貴重。ノック式万年筆ながら軽量で、シャツの胸ポケットに挿すのにも適している。なんとか店頭在庫を見つけられたが、廃番が惜しまれる。
③NT D-400 (デザインナイフ)
薄く鋭い刃、円筒形で刃の向きを回転させやすい軸、カッコイイだけでなく実に機能的。よく切れるために気を抜くと思わぬところまで切れてしまうため、集中力が必要。
■まとめ
未知の文具を知るのも、自分が使っている文具の特長を再認識するのも、どちらも役立つし うれしい。ちょっと見るだけと思っていた自分は、この本に感化されて、3種類の文具を買ってしまったが、買って良かった。
その他 おすすめ記事は こちら
<PR>