厳選された美文字の書き方のコツ(メソッド)が分かりやすく紹介されている。
■美文字のメソッドが書かれている本
以前紹介した 『練習しないで字がうまくなる』とタイトルが似ている。
内容を比べると、共通する部分も多いが、『練習しないで~』は運筆や描線などの基本を重視していて、『読むだけで~』は運筆などの基本に加えて字形の分類に応じた書き方のコツ(メソッド)の各論を重視している気がする。
著者は、書道学博士の根本知氏。企業研修などで1000人以上にペン字を教えているとのこと。
■漢字の組み立てのコツが役立ちそう
漢字では、ヘンやツクリなどのパーツの組み立ての分類に応じた書き方のコツが特に役立ちそうだった。
例えば、ヘンの右端を そろえたり、タレの左右のバランスを とったり。
■ひらがなの結びの分類が分かりやすい
ひらがなでは、「結び」の分類と その書き方のコツが特に役立ちそうだった。(結びとは、ひらがなの丸になっているところ。「な」の最後の画とか)
その分類とは、おさかな形、おむすび形、おこめ形。そう言われると、なるほどと思って分かりやすい。
■まとめ
字形の分類ごとにコツが説明されているので分かりやすい。
しかし、もちろん実践練習は必要。それでも意味を分かって練習すると上達が早い気がする。
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練習しないで、字がうまくなる! 15分でガラリと変わる上達法
- 作者: 阿久津直記
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