あれこれ手帳を見て目移りしたときは、最小限の手帳を見てみたらどうだろうか。
■文具ミニマリストは迷いなし
うちの女房は、必要最小限の文具で すませる文具ミニマリストだ。シャープペンシルは、高校時代に買った1本だけを最近まで使っていた。昔はシステム手帳を使ったりもしていたのだが、ここ10年間くらいは必要最小限の手帳しか使わない。様々なフォーマットやデザインの手帳を提案して誘惑してみたが、まったく目移りせず、いさぎよい。(長年改良してきた自作手帳を見せても、社交辞令すらなし)
■必要最小限の手帳とは
文具ミニマリストの女房が、ここ5年間以上続けているのは、こんな手帳。
①スケジュールは月間ブロックだけ
スケジュール欄は1種類、カレンダー形式の月間(マンスリー)ブロックだけ。細かい予定までは書かないので、これで十分らしい。細かい予定があるようなイベントは、たいてい予定を書いた資料があるからか。
②メモは横罫か方眼だけ
メモ欄はスケジュール欄の後ろの1種類、シンプルな横罫か方眼だけ。記入欄が あれこれ決まっているのは、かえって じゃまに なるらしい。メモ欄には、残しておくようなメモを何でも書く。一方、買い物リストなどの1時的なメモは、手帳ではなく、裏紙などのメモ用紙に書く。
③サイズはB6
月間ブロックに予定を書くには、A6は小さすぎ、A5は大きすぎ、B6がちょうどよいサイズらしい。
④ビニールカバーがあると良い
カバーがあると、チケットやレシートなど、ちょっとした紙片を はさむのに便利。ビニールカバーで十分というか、透明なカバーの方が、中身が見えて良い。
⑤紙質は選ばない
筆記具は、シャープペンシルだけ。紙質とインクとの相性などは関係ない。
⑥価格も最小限
買うのは、100円ショップ(ダイソー)の製品。デザインや紙質よりも価格が優先。
■文具ミニマリストに あこがれる
文具クエストと文具ミニマリストは、言葉は似ているが、行動は真逆。様々な文具を とっかえ ひっかえして迷っている自分から見ていると、必要最小限の文具で すませて迷いがない文具ミニマリストの姿は あこがれ。
自分の場合は、当分のところ必要最小限で満足しそうにはないが、いつか理想と思える文具に出会えたら、それだけですます文具ミニマリストになりたいものだ。
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