自分のプレゼントの実例から、リアルな成功例と失敗例を紹介する。
■文房具のプレゼントはリスクが大きいが
大人の男性なら、たいてい様々な文房具を使ったうえで選んだものを もう使っている。だから、本人の希望を きかずに文房具をプレゼントするのはリスクが大きい。
それでもプレゼントしたいのならば、事前にリサーチすべきだ。どんな機能、どんなデザインの文房具を使っているか調べてみる。その他にも、腕時計をしているなら好みのデザインを調べるヒントになる。
そして、上質な素材感を感じられる物が おすすめ。形状や色のデザインは、好みに合う、合わないが出てきがち。それより材料と加工の良さによって高品質感を表現した方が良いのでは。
■金属製のボールペン ○
使ってみて、想像した以上の素晴らしさに気づいたのは、カランダッシュの油性ボールペン「エクリドール」。持ってみると、金属らしい重厚さを感じる。間近に見ると、精密な彫刻加工が目を引く。書いてみると、低粘度でも高粘度でもない、軸の重厚さにマッチした しっとりした書き味。そして、8kmもの筆記距離をほこる性能、80年以上続くシリーズの歴史。これらの一生ものと思わされる品質感は、驚きの発見だった。
■木製の多機能ペン ○
やっぱり人間は木が好きなんだ と思わされたのは、三菱鉛筆の多機能ペン「ピュアモルト 」オークウッド・プレミアム・エディション 2&1 (2色ボールペンとシャープペンシル)。持ってみると、木製らしい暖かさを感じる。間近に見ると、不規則な木目が自然の産物だと思わされる。書いてみると、普通に滑らかな書き味。もっと滑らかにしたいなら、ジェットストリームの替え芯に替えられそう。シャープペンシルでも、ペン先のガタつきが気にならない高精度感。そして、ウイスキーの樽がペンになるという由来の面白さ。これも長く使いたい と思わされる高品質感で うれしかった。
■金属製の多機能ペン×
じゃあ金属の多機能ペンも良いんじゃないか と思うところだが、そう単純じゃない。多機能ペンは、いろいろな操作方式が あるため、人によって向き、不向きがあって難しい。自分の場合は、パイロットの多機能ペン「リッジ」が、残念ながら合わなかった。
リッジは回転式。次々と色を替えていくには便利だ。ペン先を出すときの音も静かで高級感がある。しかし、芯をしまっている状態だと どちらに回転させると何色が出るか分からない。(ペン先出せば色が塗られているので分かる) これは常に回転位置を決めておけば良い話だが、自分の場合は様々なペンを使うため、なかなか習慣化できなかった。これの他にパイロットの「エグゼクト」などのノック式(振り子式)の多機能ペンを よく使っているので、操作の混同もしてしまう。
このモダンでシンプルなデザインは大好きなので、もちろん喜んで使っているが、操作に慣れないため、あまり出番が多くないのは残念だ。
■まとめ
大人の男性へ文房具のプレゼントをするなら、事前リサーチしたうえで、上質な素材感があって、シンプルな機能のペンが おすすめ。もし好みを外したとしても、選んだ努力を認めて喜んでくれるのが大人というものだろうが。
その他 おすすめ記事は こちら
<PR>
カランダッシュ ボールペン 油性 エクリドール シェブロン シルバー 0890-286 正規輸入品
- 出版社/メーカー: カランダッシュ
- メディア: オフィス用品
- 購入: 1人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
三菱鉛筆 多機能ペン ピュアモルトプレミアム 2&1 0.7 MSE3005
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
- メディア: オフィス用品
- 購入: 5人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (3件) を見る