G2規格の替芯が まるで純正品みたいになるアダプターの自作は超カンタン
■パーカータイプの替芯アダプター
前回はラミーのローラーボール「スイフト」に油性ボールペン4C替芯(リフィル)を入れるアダプターの自作方法を紹介した。
今回は もっと簡単に作れる油性ボールペンISO 12757 G2規格 (通称「パーカータイプ」)用のアダプターの自作方法を紹介する。
■ラミー純正の替芯をアダプターに加工
インクを使い切ったラミー純正の替芯M66を捨てずに使うのがアイデア。
①ラミー替芯を分解
ラミー替芯を部品単位に分解する。ラジオペンチやピンセットを使うと簡単。
利用するのは円柱状の本体(シリンダー)と尾栓(キャップ)。ペン先、中綿は使わない。
そこでキャップに はまっている白い部品を外すのがポイント。これを外すとG2替芯を入れて ちょうど良い全長になる。
そしてシリンダーとキャップを組み立てると一応アダプターが完成。あとはG2替芯をアダプターに入れて、そのまま軸に入れるだけ。
②できればバネ受けを追加
①だけでも使えるが、口金内のスプリングがシリンダーに干渉するので、気になる場合はバネ受けを追加すると良い。バネ受けにする材料は何でもよい。G2替芯とシリンダーに はまれば良いだけなので。
自分の場合はパーカーのローラーボール替芯のキャップを使った。キャップを適当な長さでカットして、G2替芯を入れた後シリンダーに はめた。カットした後の長さは6mm強くらいだったが、G2替芯とシリンダーに はまれば良いだけなので大体で良い。
③替芯を入れた結果
・ペン先が口金から出る長さ: 純正の替芯と ほぼ同じ。
・ペン先のガタ: ほとんどなし。
・その他: G2替芯のインクを使い切ったら、G2替芯を交換するだけで再加工不要。
■まとめ
ラミー スイフトへG2替芯を入れるアダプターの自作は超カンタン。ラミー替芯の部品とパーカー ローラーボールのキャップは まるでG2替芯をスイフトへ入れるために あつらえたようにピッタリだった。
G2(パーカータイプ)の替芯はメーカーも製品も数多いので選択肢が大きく広がった。
■注記
※この改造は個人的な実験結果なので、結果を保証しない。試すときは自己責任で。
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