新型コロナ対策でステイホームの休日にはDIYでスクラップブックなどを作ってみては
■写真を素敵に飾るスクラップブック術の本
アメリカなどでは、家族の写真を飾ったりするのが盛んだ。それを素敵に飾るアイデアも豊富らしく、スクラップブックやカードなどの作品集やスクラップブック術(scrapbooking)のノウハウ本が多数出版されている。アメリカでは、「スクラップブック」という言葉が、写真や記事を張り付けたノートだけでなく、もっと幅広い意味で使われているようだ。
そんな本を見ていると、次々と出てくるアイデアの写真を見るだけでも楽しいし、作り方も載っているので自分でも こんな魅力的な作品を作れる気になってくる。
前回紹介したように新型コロナ対策で自宅で過ごす時間が長くなっているが、そんな休日には 本に載っているスクラップブック術のアイデアを試してみるのも楽しそうだ。
■『Scrapbooking on the wall』
この本は、写真を貼った壁掛けなどのアイデア作品集で、Suzy West氏ほか3人の作者の作品と その材料や作り方が、1アイデア1ページで書かれていて、まるで料理本のようだ。
基本となる材料は、絵画で使われるようなフレームに貼られたキャンバス、手芸用のアクリル絵の具、手芸用の接着剤(デコパージュ剤)「Mod Podge」。
そして、アイデアごとに様々な材料を取り付けて装飾していくが、思いつくまま特に制限は なさそうだ。例えば、紙や布地やテープは当たり前、木の枝や造花、貝殻や人形、バケツやカメラ、ドアハンドルや棚板などなど。何でもアリという感じだが、もちろんテーマに沿って飾られている。例えば、「You hold the key to my heart」で鍵を飾ったりとか。
作品の飾り方も かなり自由だ。普通に壁に掛けたり、フレームスタンドで立たせたり、フックを付けてぶら下げたり、連結したり。
■自分で作るならば もっと簡単に
本を見ているだけでも楽しいが、自分でも何か作りたい というモチベーションが湧いてくる。かと言って、様々な材料を そろえて、加工していくのも大変だ。自分で作るならば、もっと簡単に作りたい。とりあえず お試しということで。
それで考えた簡単な方法とは、作品集の写真をカラーコピーして材料にする方法。スキャンして、PCで拡大・変形コピー、レタッチすれば、色々な写真が利用できる。それをプリントアウトして、写真と一緒に厚紙などに貼りつけるだけ。
紙なので実物と質感は違うが、遠目に見ると悪くない。もちろん、ノートなどに貼りつけて、スクラップブックにするのにも向いている。
(※ この本には私的利用でのコピー許諾が書かれている)
■まとめ
日本で あまり見たことのないスクラップブック術の本を見ていると、アイデアが楽しいだけでなく、枠に とらわれず、もっと自由に考えて良いのだ と脳が刺激される。
日本では、手帳のデコレーションが流行っているが、そんなヒントにもなるのでは ないだろうか。
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