自分のブログ名

文具クエスト (ブンクエ)

スマート &シックな文房具を求めて試行錯誤

読書ノート用にページめくりが簡単なブックストッパーを文鎮で自作

f:id:amamimori:20200322083036j:plain

普通のブックストッパーではページめくりが面倒なので自作カスタマイズ

■本から抜き書きするときは本を開いておきたい

  以前紹介したように、有用な本を読んだ後は、読書ノートに重要な箇所を抜き書きしている。抜き書きする際は、本が閉じないよう しておきたい。ブックストッパーを使えばよいのだろうか。

■普通のブックストッパーだとページめくりが面倒

  よく見かけるブックストッパーは以下の3種類だが、いずれも本のページを めくる際に またセットし直す必要があって、ページめくりが面倒だ。

①金属板のクリップタイプ

f:id:amamimori:20200322083123j:plain

  本のページに爪を挿し込んで固定する。薄いので持ち歩きに便利だ。本の大きさや厚さは あまり問わないが、本に傷がつかないか気になるときがある。そして、ページめくりの際にページを爪から抜き差しするのが面倒。

書見台タイプ

   本を斜めに立てかけて、本の端を爪やスリットなどで固定する。台が決まっているので、本が小さすぎたり、大きすぎたりすると合わないこともある。金属板に比べるとページを動かす自由度が大きく、少しはページの抜き差しが容易だが、やはり面倒。

③錘が付いたクリップタイプ

  ページを はさむ大きなクリップに錘が付いて動かないようにする。ページを めくるたびに クリップを開いて、ページを はさみ直す手間がかかって面倒。

■文鎮は書道に使うだけじゃない

  読書ノートを書くときは、ひんぱんにページをめるくので、もっとページめくりが簡単なブックストッパーが欲しい。

  目を付けたのは、書道で半紙を動かないようにするための文鎮。文鎮ならば、ページめくりの際も 乗せ直すだけなので簡単。

f:id:amamimori:20200322083212j:plain

  しかし、文鎮をページの上に ただ乗せただけだと、ページの文章を隠してしまって困る。かと言って、ページの余白に乗せよう としても、文鎮が転げ落ちてしまう。

f:id:amamimori:20200322083356j:plain

  そこで考えたのは、文鎮の端に 転げ落ち防止用の脚を付けること。厚紙を加工した脚を付けたら、文鎮をページから はみ出るように乗せても、転げ落ちなくなり、狙い通りだった。

f:id:amamimori:20200322083430j:plain

  自分が使っているのは、グリーンにブラウンが入り込んだ大理石の文鎮。味わいのある色合いなので、使っていないときにもインテリアとして楽しめる。

■まとめ

  文鎮を自分でカスタマイズしたら、ページめくりが簡単なブックストッパーが できて、読書ノート用の抜き書きが はかどる。ちょっとした工夫で、書道用と思っていた文鎮が読書用ノート用として新しい価値を得られた。

f:id:amamimori:20200208203809j:plain