お土産で買ってみたら意外と使いやすかったのでオドロキ
■一見ロケットの模型に見える
JAXA筑波宇宙センターを見学した際、お土産に買ったのは、「H-IIBロケット4色ボールペン」。一見ただの模型に見えるが、横の補助ロケットをスライドすると、ロケットの先端からボールペンのペン先が出てくる。しかも、4色ボールペンなのが面白い。4色ボールペンは好んで使っているし、話題のネタや模型として飾っても良いと思って、実用性に期待せずに買ってみた。
■いかにも持ちにくそうに見えるが
胴体の中央が凹んでいるので、持ちにくそうだと思っていたが、意外と持ちやすくてビックリ。
①外観・寸法
形状・配色は、模型に見えるくらいロケットを再現している。
面白いのは、ペンとして持った時に胴体中央の凹みに手が触れず、真っ直ぐ円柱形のペンを持ったような感触なこと。意外と持ちやすい。
②重量・重心
重量は、4色ボールペンとして重くないが、重心が かなり後ろで気になる。しかし、ボールペンらしく立てて書けば、許せなくはない。
③機能
機能的には、一般的なスライドレバー式の4色ボールペン。インクの色表示はロケットの下側。立っているときは色表示が見えなくて、ペンとして持つと見えるのはシャレている。
④書き味・描線
低粘度ではないが、それほど筆記抵抗の大きくない書き味。書き出しかすれやダマも特に気にならず、問題なし。
インクの色は、明度があまり高くない印象。特にグリーンが暗く思える。
⑤使い勝手
替え芯(リフィル)は長めのタイプ。ちょっとしたメモ書きで使うなら、すぐにリフィルを交換することはなさそう。
■自立するボールペンは便利だ
なんと言っても、このペン独特の特徴は自立すること。ペンスタンドやペントレイなど不要。その辺に立てておけば、転がしておくより見た目も良いし、とっさのメモのときでも すぐ手に取りやすい。ロケットの形状が、ちゃんと機能になっている。
■まとめ
イロモノだと思ってH-IIBロケットは、実際使ってみると自立するペンの便利さを思い知らされた。飾りだと思った形状が、機能を実現している。こういう製品は面白い。