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横書き美文字術① 日本語カリグラフィー

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日本語の横書きは縦書きと違った書き方の方がキレイに見えるのでは

■日本語の習字は縦書き向き?

  日本語は もともと縦書きだったので、その習字も縦書きで発展してきた。楷書などでは、字の縦線(縦画)が垂直(傾き0度)、横線(横画)が やや右上がりなのが一般的。

  この書き方で縦書きだと、字が連なっても垂直の縦線がまっすぐ そろう。

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  しかし、横書きで字が連なると横画がカクカクとして、文章全体が整然と見えない。今まで字をきれいに書こうと苦労していたが、これが 苦労の要因の1つかも。

  つまり、横書きには横のラインを そろえるように書いた方がキレイに見えるのではないか。 

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■人気のイタリック書体を参考に

  欧文のカリグラフィーは、書き方が幾何学的で理論的に決まっているので、整然と字や線が そろって見える。これを日本語に応用してみた。参考にしたのは、カリフグラフィーで人気のイタリック書体

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①字の高さ

  字の高さは、漢字と かなで変えると良さそう。欧文のイタリック書体では、基本的に大文字は小文字の2倍になっている。しかし、漢字と かなでは、そこまで字の大きさを変えない方が自然に見える。例えば、ひらがなやカタカナは漢字の2/3倍とか。(画数の少ない漢字も かなと同じ高さが良いかも)

②字のプロポーション

  字の縦横比(プロポーション)は、欧文のイタリック書体の場合 縦長の2:1が基本(幅広のmやwは横幅2倍の1:1)だが、日本語の場合 画数が多いので縦横同じ1:1を基本(縦長の字形だけ2:1)にするのが良さそう。

③線の傾き

  字の横線は、横書きで字が横に連なったとき整って見えるよう水平。縦線は、流れるように見えるよう右上がりに傾斜。日本語だと横画が多いので、縦画の傾斜は、やや大きめが良さそう。例えば、欧文のイタリック書体だと5~10°だが、日本語だと10~15°くらいか。

④ペンの角度

  普通のペンで書く場合は特に気にする必要はないが、幅広のペンで書く場合、日本語は横画が多いので、横線を細くするようにペンの角度(ペンアングル)は浅めが良さそう。例えば、欧文のイタリック書体だと40°前後だが、日本語だと10~20°くらいか。

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■なぐり書きでも きれいに見える

    横書きで横のラインを そろえるように字の高さや線の傾きなどをそろえるのは、かなり効果的だった。タイボグラフィーのように字が整って見える。カリグラフィーのように ていねいに書く場合だけでなく、なぐり書きのときでも、これらの書き方を意識していると少しは字が キレイに見える。

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