日本語IMEでも親指にもっと働いてもらうと圧倒的に楽。その方法とは?
■はじめに
前回、前々回紹介した「親指コントロール」と「ホームポジション・カーソル」というアイデアに合わせて、日本語IMEの設定について自分流の具体的設定方法を紹介する。
■親指を使うIMEの設定とは
IMEでよく使う「変換」、「次候補」、「確定」、「文節長変更」などは、これまでのアイデアで、力の入りやすい親指などを使って打ちやすく設定してきた。その他で良く使うのは、「IME オン/オフ」。これを親指で打つよう設定する。
①1つのキーで「IME オン/オフ」する場合
今までのアイデアで[変換]キーを[Enter]使っているので、その隣の[ひらがな]キーを使う。
・[ひらがな]⇒"IME-オン/オフ"
(※[物理的に押すキー]⇒[入力]という意味)
②2つのキーで「IME オン」と「IME オフ」を別にする場合(お勧め)
Macの日本語キーボードだとIMEをオンにする[かな]キーとオフにする[英数]キーが付いている。それを参考にして、「IME オン」と「IME オフ」を別々のキーに配置する。オンとオフを別のキーにすると、IMEオン/オフ状態を気にせずに入力したいキーを打てるので便利。日本語で打ちたければ、とりあえず「IMEオン」のキーを打つ。(⇔①のようにIMEオン/オフが1つのキーだと、IMEオン/オフが交互に切り替わるトグルなので、現在の状態によってキーを打った結果が違う)
・[ひらがな]⇒"IME-オン"
・[無変換]⇒"IME-オフ"
(※[物理的に押すキー]⇒[入力]という意味)
■自分の環境は
①キーボード
[変換]キーと[無変換]キーの付いている日本語キーボード。
②ソフトウェア
OSは、Windows7とWindows10。
IMEは、Microsoft Office IME 2010とMicrosoft IME。
■具体的な設定方法は
Microsoft Office IME 2010の設定を以下の通りにする。(※今までの設定と変わってしまうので注意) 他のIMEの場合は、これを参考に検討してみてほしい。
①1つのキーで「IME オン/オフ」する場合
・言語バーまたはタスクバーのIMEアイコンで"プロパティ"をクリック。必要なら、"詳細設定"のボタンをクリック。
・"全般"タブの"キー設定"の"変更"ボタンをクリック。
・"キー設定"タブで、"ひらがな"キーの"入力/変換済み文字"の機能を選択し、"変更"ボタンをクリック。
"機能選択"で"IME-オン/オフ"選択し、"OK"ボタンをクリック、OK"ボタンをクリック、OK"ボタンをクリック。
②2つのキーで「IME オン」と「IME オフ」を別にする場合(お勧め)
・言語バーまたはタスクバーのIMEアイコンで"プロパティ"をクリック、"全般"タブの"キー設定"の"変更"ボタンをクリック。
・"キー設定"タブで、"ひらがな"キーの"入力/変換済み文字"の機能を選択し、"変更"ボタンをクリック。
"機能選択"で"IME-オン"選択し、"OK"ボタンをクリック。
"キー設定"タブで、"無変換"キーの"入力/変換済み文字"の機能を選択し、"変更"ボタンをクリック。
"機能選択"で"IME-オフ"選択し、"OK"ボタンをクリック、OK"ボタンをクリック、OK"ボタンをクリック。
■まとめ
キー入力は もっと親指を 使うべき。 「親指コントロール」と「ホームポジション・カーソル」というアイデアに合わせて、IMEの設定をしたら、キー入力が圧倒的に楽になった。
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