ミニマリストみたいに机がスッキリした人に憧れる。この本の著者の机には引き出しが無いらしい。引き出し無しまではムリだろうが、どこまで近づけるだろうか。
■なぜこの本を読んでみたか
前回紹介したように、机の上の書類を整理したら、スッキリ機能的になった。今度は、机の上の小物を整理したい。文具の専門家のミニマリズム的整理術とは、どんなものだろうか。
■どんな本か
徹底したミニマリズム的整理術を紹介。モノが少ないオフィスの写真が印象的。
著者は、ステーショナリーディレクターの土橋正氏。
■参考にしたポイントは
さまざまな整理術のうち、特に机上の小物の整理を参考に。
①デスクのコックピット化
ムダな動きがない適切なモノの配置。
②単機能
多機能だと選ぶワンクッションが必要なので、単色ボールペンなどを使う。
■実際に試してみると
①デスクのコックピット化
使用頻度の高い文具を厳選して、机の上に置いた。(使用頻度の低いものは、種類を減らして、引き出しへ)
そして、PCのキーボードの右側に(右利きなので)、書いたり、入れ替え操作するものを置くこととし、それらの使用頻度順に沿って、キーボードから近い順に並べた。
キーボードの手前や左側は、手帳や資料などの見るものを置くスペースにした。
②単機能
机上のペンスタンドに入れるペンは、単色のものにした。ペンを手に取った時点で、ペンの種類と色が選択されているので、すぐ書けるイメージになる。単色ボールペンなどの方が、多機能ペンよりもインク量も多いので、コスト的にも有利。一方、会議や出張先などで使うペンは、携帯性を重視して4色ボールペンも使っている。
■以前と比べると
以前は、机の上に書類が積んであったので、文具は引き出しの中。文具を使うときは、いちいち引き出しの中をを捜したりして、動作のムダが多かった。
今では、モノと動作は最小限になった。メモをするとか、TODOや手帳をチェックするとか、頻繁にやる作業は、肘から先と視線を動かすだけ。「トヨタの片づけ」(OJTソリューションズ著)に載っている「動作経済」によると、よく使うものは脇をあけずに使えるようにすべき とのことだが、その通りに整理できた。
■まとめ
この本に載っているオフィスの写真を参考に自分の机を整理したら、機能的なモノの配置と動作のムダをなくすという点で、かなり近づいた気がする。
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モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術
- 作者: 土橋正
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: 単行本
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