旅の思い出は、写真で振り返るのが普通だと思っていた。しかし、旅ノートだと、思い出すというより、再体験できるようになるらしい。どんな違いがあるのだろうか。
■なぜこの本を読んでみたか
前回紹介したように、日記帳でライフログを書いている。それと写真があれば、旅の思い出を振り返るのに十分と思っていた。それに比べて、専用の「旅ノート」だと違いが出るのか気になった。
■どんな本か
旅ノートだと、帰ってきた後も旅を「体験」できる とのこと。旅ノートの具体例がカラーで載っているので、見ていて楽しい。
著者は、ジャーナリストの奥野宣之氏。
■参考にしたポイントは
旅ノートの主要な手順を参考に。
①採集袋
道中の紙もの(ガイドマップ、切符、包装紙など)を集める。
②道中メモ
日時、ルート、イベントなどの客観的事実と自分で考えたことを書く。
③ノートに集約
素材を時系列でノートに貼る。ガイドマップにルートを書く。
■実際に試してみると
①採集袋
仕分けフォルダを持って行って、道中の紙ものを とにかく集める。ノートに貼れるかどうかは、帰宅後に考える。レシートとかも、食べたメニューや現地で買い足した旅用品が細かく載っていたりして面白い。
②道中メモ
使い慣れたシステム手帳ミニ6穴サイズを常時携帯して、その場で記録する。
③ノートに集約
日記帳と同じサイズである文庫本(A6)サイズのノートに紙ものを時系列で貼る。システム手帳に書いた内容は、ノートへ転記するか、用紙(リフィル)を そのままノートに貼る。特に、ガイドマップは重要で、ページに貼るか、折ってノートのブックカバーにする。ブックカバーにすると、本棚がカラフルになって見ても楽しい。
■以前と比べると
以前は、旅から帰ってきたあと まとめて日記帳に書いていたので、なんとなく抜けている気がした。紙ものも日記帳に貼っていたが、1日1ページでスペースが限られているので、あまり貼れなかった。
今では、常に手帳を持ち歩いているので、思い出す手間がない。そして、いろいろな紙ものを専用の旅ノートにバンバン思い切り貼っている。特に、ガイドマップを読み返すと、自分が行かなかった所についての発見もあって、また行きたくなる。
■まとめ
「旅ノート」を作ると、ガイドマップなどの現地資料の現物保存が思い切りできる。自分が行った所の思い出だけでなく、行かなかった所についての発見もある。次の旅行も楽しみだ。
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- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/03/23
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